メニュー

不妊症

不妊症とは

不妊とは妊娠を望む健康な男女が避妊しないで性交渉をしているにもかかわらず、1年以上妊娠の成立を見ない場合をいいます。

当院での不妊治療について

タイミング療法

タイミング療法とは妊娠しやすい適切な日時に性交渉を持つことで妊娠をめざす方法です。基礎体温や超音波検査を、尿中LH検査などを参考にしながら排卵日を予測し、効果的な性交渉のタイミングをアドバイスしていきます。

年齢など個々の条件により異なりますが、まずは不妊検査の結果きちんと排卵があり、精液検査で問題がなければ、タイミング療法から治療をスタートすることをお勧めします。

基礎体温をつけることで、ある程度の排卵日は予測できますが、実際には排卵が自分の思っているタイミングと異なっていることがあります。また、月経不順の場合は正確に予測するのが難しいかもしれません。

自分たちなりのタイミングでなかなか妊娠できないときは、受診されることをお勧めします。

自然周期によるタイミング療法で上手くいかない場合は、排卵誘発剤を併用して受精の確率を高めることもあります。

タイミング療法のながれ
  1. これまでの月経周期から排卵日を想定します。(基礎体温をお付けの方はご持参ください)
  2. 超音波検査で卵胞の成長をチェックし排卵日をより正確に判断します。
  3. 総合的判断してタイミング指導します。
  4. 必要があれば、排卵のタイミングがあっていたかを後日超音波検査で確認します。
タイミング療法からのステップアップ

タイミング療法で妊娠できるかどうかは個人差があり、3~6ヶ月タイミング療法を続けても妊娠しない場合は不妊治療方法のステップアップを検討することをお勧めする場合があります。

タイミング療法は不妊治療のファーストステップで、排卵日をより正確に予測することで自然妊娠を目指す方法です。卵子の寿命は排卵から24時間程度で、そのうち精子と受精できるのは6~8時間です。そのため、タイミング療法はきめ細かな診察が大切です。当クリニックは安易に体外受精をお勧めするのではなく、まずはタイミング療法を基本戦略ととらえています。

タイミング療法での妊娠率を高めるためにも、十分な睡眠、栄養のある食事、適度な運動といった規則正しい生活を心がけ、妊娠しやすい体づくりをしておきましょう。

※当院では現在AIH(人工授精)は行っておりません。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME